チェコニンフ フライフィッシング・リバーサイド ■フライのサイト■

始めに

チェコニンフという釣法をご存じであろうか?いや・・・、私も最近知ったばかりなのですが、この釣法日本ではほとんど知られていないと思うですが、かなり可能性を秘めた釣り方ではないかと思っているのです。

事の始まりは2005年の元旦、BSで夕方くらいから放送された「世界フライフィッシング選手権」をテレビで見ていたときです、くわしい内容は忘れましたが世界各国からエントリーした数人のチームで釣果を競うという内容でした。

その中で優勝したチェコのチームがやっていた釣法がチェコニンフです。これが、まあ釣るは釣るは大爆釣していたのであります

しかし、その番組はフィッシングTVではなくBS、くわしいリーダーシステムや使用フライ、ラインの流し方などの最重要部分の説明は一切なし。ときどき写るチェコチームの仕掛けを凝視してみるものの、ニンフがドロッパー式に3つくらい付いているという以外なんにもわかりませんでした。そのころのBBSでの会話を見てみると、

ところで。チェコニンフであります。1月1日のBSで夕方くらいから放映されていたフライフィッシングの番組の中でやっていた釣り方です。チェコの人がやっていた釣り方。

いまいちハッキリとはしないのですが、ニンフを3つくらいドロッパー式につけて、ほぼクロスにキャストします。キャスト距離は短く、足下を釣るという感じ。

リーダーシステムはハッキリとしないのですが、たぶんそんなに長くはないと思います。

ビーズヘッドのニンフをつけていたような気もするのですが、フライのウエイト&ショットなどもよく見えませんでした。

マーカーはつけていないようでしたので、アタリはラインでとっているようでありました。」

っと。このような会話をしておりました。まあ、早い話なんにもわからないと言うことです(^_^;)。


その後、解禁1ヶ月後くらいの忍野で、水面の状況がスローになってしまったときにふと思い立ち、なんにもわからず、チェコニンフをやってみました。そのときの模様は忍野釣行記からど〜ぞ。わけわからずやってみたものの、良いサイズが立て続けに釣れ、これは!っと思わせるものがありました。

それからは気にはなっていたのですが、これ以上の情報を集めることが出来なかったため(英語苦手です・・・。チェコって英語で書けません・・・。従って検索できません・・・。出てきても英語じゃわかりません・・・)、そのままになっておりました。

それから約3ヶ月後、メールボックスに「はじめまして、チェコ共和国在住のFFです。〜」っという書き出しのメールが来ておりました。読み進むうちに、なんとその方(Buraunさん)はチェコに住んでいて、普段はドライフライをやっているものの、チェコのガイドについてチェコニンフの指導を受けたことがあると言うではないですか!!私が書いた忍野釣行記を読んで、メールをしてくれたそうです。Buraunさんありがとうございます。

メールでいろいろと解説いただいた結果、忍野でやっていた私のは全然チェコニンフじゃない!っと言うことが判明いたしました(^_^;)。以下、現時点でわかったチェコニンフについてです(前置き長すぎ・・・)。

本場でのチェコニンフ

チェコ共和国でのFFの対象魚は、ブラウン,ブルック,ニジマス,グレーリングです。チェコニンフは大物、特に、グレーリングには効果的。チェコでのFFの8割くらいはチェコニンフだそうです。

チェコニンフの優れているところは、全ての層を狙えることと、手返しの早さです。

チェコニンフのシステム

ニンフをドロッパー式に3つくらいつけます。一番下に付けるフライは、ビーズヘッドやたまにジグヘッド(仰け反る、私・・・)、ヘビーウエイトの大型ニンフ。真ん中は細身のフライ、一番上はウエットやカディス系などの#8くらいの表層を流れる比較的大型のフライを付ける。

ポイントは流速と水深に合わせて、一番下につけるフライの重さを変えること。これは一番下のフライを底流れに入れると言うことだと思います(青地はAG記載)

各ドロッパーの間隔は水深によって変わるものの標準では60cm程度にします。テーパーリーダーは使用せず1xとか12lbのモノフィラメントをフライラインに直結し、ドロッパーには3x位の太めの糸を使います。リーダーの全長はあまり長くなく、8'6"(約ロッド1本分)位です。本流のウエットと同じようなリーダーシステム、ルアーのツネキチリグ,海の銅付き,サビキなどと基本は同じ。

フライラインはフローティングライン。ロッドは9'以上で、#5/6くらいが標準。#6前後のウエット用ロッドが良さそうです。

チェコニンフの流し方

釣り方ですが、ラインはロッド1本分くらい、だしても2本分くらいまで。フライライン先行で流すようにして、ラインが止まったり、不自然な動きをしたらすかさず合わせてみる。見にくい場合はラインの先端に目印をつける場合もある。

テレビで見た時のキャスティング角度は、ほぼ流れに対してクロスに投げとりました。

狙うポイントは、流れ込みや小規模な淵まわり、流心など少し流れのあるところを狙う。


参考HP

・チェコニンフについて解説いただいたBuraunさんのフォトアルバム
・チェコニンフのリーダーやフライを売ってるプロショップ
・ドイツ在住のBuraunさんの釣り仲間のHP 
Bozemann Europe FFオフィシャルブログ

チェコニンフについての本&DVD


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文字で読むのと映像で見るのは大違い。キャスティングの角度、ラインの流し方、ロッドワーク、アタリの取り方などチェコニンフが気になるなら必見ですな。


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フライロッダーズ2008年5月号にチェコンニンフについての記事が出ています。

私の知る限り、雑誌の記事になったのもこれが初めて。

リーダーシステムなど動きのないものはこういった文字情報やイラストの方がわかりやすい!


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初版:2005年7月28日 最終更新:2005年07月29日
2005年07月29日 リーダーシステムについて一部訂正,リンクの追加

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