エルクヘアーカディス フライフィッシング・リバーサイド ■フライのサイト■

【エルクヘアーカディス】
HOOK : TMC100などのドライフライフック
SIZE : #10〜#20
THREAD : 各色
WING : エルクヘアー(ブリーチ,ナチュラル)
HACKLE : ブルーダン,ブラウン,グリズリーなど
BODY : オリーブ,ブラウン,イエロー,ピーコックなど各色

エルクヘアーカディス



私の標準的なバランスで巻いたタイプ
アルトロスが考案したフライ。

パラリと巻いたボディハックルと、エルクヘアーをダウンウィングに付けただけの単純な構造のフライです。しかし、その実力は相当なもので渓流の釣り上がりから、ライズを狙う釣りまでこなす万能フライです。

フライとしての性能は、投射性,浮力,水面での安定性,視認性,効果どれをとっても一級品。つまりキャスティングに気を使わずに投げられ、よく浮き、浮力が持続し、よく見えて、よく釣れるフライです。

これだけ高い次元でドライフライとしての性能を備えているフライはそうそうありません。このあたりが、多くの人からエルクヘアーカディスが愛される理由ではないでしょうか。

もともとはカディス・アダルトを意識したフライなのですが、それだけではなく、全体的な色のトーンが合っていればストーンフライやテレストリアル,現場でウィングを横に広げればスペントカディスと1本で様々な状況に対応できる能力があります。

始めて行く川で状況がよくわからない場合は、まずはTMC100の#14に巻いたエルクヘアーカディスが私のスタイルです。結局は一日そのまま過ごすことも多いのですが・・・。渓流の釣り上がりではこれ一本で一日を過ごすことも少なくありません。

タイイングが簡単なので、#10〜#20くらいまでのサイズでボディのダビング材とボディハックルの色を変えて揃えておきたいフライです。ボディはオリーブ,ブラウンの濃・淡やピーコックなど、ハックルはブルーダン,ブラウン,グリズリーなどでバランスよくまとまっていればあまり神経質になる必要はありません。全体的なトーンが明るめか暗めか程度でも十分に通用します。

フロータントはペーストタイプのフロータントと相性がよいです。粉末状のフロータントだと高く浮きすぎ、水面を転がったりして逆にエルクヘアーカディスの性能を殺してしまいます。リキッドタイプでもよいのですが、効果の持続力からいって、やっぱりペーストタイプです。

エルクヘアーだけで浮かそうとすると、フライの重量が重くなり期待したほどの浮力が得られません。ボディハックル,エルクヘアー,ボディとウィングの間に入る空気の総合的なバランスで浮力を得るようにタイイングできれば、フライ本来の性能を発揮できます。また、ボディハックルを厚く巻きすぎると、ちょっとしたことでドラグがかかりやすくなったり水面を転がったりしてしまいます。

私にとっては、始めて魚を釣ったフライであり、始めてタイイングした思い出深いフライです。フライフィッシングを始めてから、今日までフライボックスの中に必ず入っているパターンで、これからもなくなることはないフライです。


魚の視点で見てみると。

バリエーション・パターン

【バリエーション1】

黄金のカラーバランス。オリーブのボディーに、ダンのハックル。
ウィングはブリーチエルク。

やっぱり、オリーブとダンのカラーバランスは良いです。




【バリエーション2】

ブラウンボディ+ブラウンハックル。ウィングはナチュラルエルク。
こちらもカディスの定番カラーです。



【バリエーション3】

イエローボディ(写真だと白っぽく見えますが実は淡イエロー)+バジャーハックル。ウィングはブリーチエルク。

これくらいのトーンでまとめると、ミドリカワゲラとしも使えます。




【バリエーション4】

ピーコックボディ+ブラウンハックのテレストリアル王道マテリアルで巻いたエルクヘアーカディス。ウィングはブリーチエルク。
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初版:2003年10月29日 最終更新:2003年10月29日

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